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糖尿病を放っておくと大変なことになります

現代病となった糖尿病。
日本国内だけでも、予備軍を含めれば、その罹患者数は4000万人にのぼるとの推計もあります。
しかし、糖尿病を、命に関わる深刻な病と捉えていない人が多いのも事実。
しかし、糖尿病を放っておくと、日常生活にも支障を来すようになってしまいます。
私の祖母は、20年来の糖尿病患者だったのですが、大の病院嫌いで、治療を受けることもなく放っておきました。
周りの家族も、祖母に無理強いもできず、そして何より糖尿病の恐ろしさも知らなかったので、放っておいたのです。
ところが、ある日、祖母の病状が急変。
病院を受診すると、あっという間に入院が決まってしまいました。
検査の結果、糖尿病の合併症である網膜症と神経障害を起こしており、膵臓の機能は停止状態でした。
その後、祖母は、毎日の血糖値測定とインスリン注射をすることになりましたが、網膜症の影響で視力が低下していた祖母は、自らの手では注射もできず、1日4度、祖父にしてもらっていました。
その後は定期的に病院に通い、病状も安定してきましたが、一昨年、多臓器不全で亡くなりました。
祖母がもう少し早く病院を受診してくれれば、そして私たちが糖尿病の恐ろしさをわかっていれば、と後悔しています。
医療は進歩しています。
糖尿病は自然治癒しません。
一日も早く、対策を講じるべきです。

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